ようやくFreeBSD 9.0が出ました
アナウンスによる変更点は
- 新しいインストーラ「bsdinstaller」の採用
- 高速ファイルシステムの搭載、UFS+SoftUpdatesにジャーナリング機能が突きました
- ZFSのバージョンが28になりました
- ATA/SATAのAHCIを強化しCAMへ統合
- 高可用ストレージHASTフレームワーク
- カーネルレベルでCapsicumというセキュリティモードをサポート(実験的要素)
- ユーザーレベルでのDTrace(Sunの産物)
- TCP/IPの新しいスタックモデルをサポート、輻輳とかのコントロールが容易に
- NFSv4が実装されました
- 新しい高パフォーマンスSSH(HPN-SSH)
- 組み込み用途向けに動くようにFDT(Flattened Device Tree)を構成
- PowerPCアーキテクチャとしてSony PS3をサポート(なんか凄いw)
- llvm-clangを標準で装備
- GNOMEが2.32.1へ、KDEが4.7.3になったよ
一杯、魅力的な変更点があるわけですがサーバ用途では
CapsicumとUFS+SoftUpdate+ジャーナリングorZFS、CAM強化
TCP/IPの進化とHPN-SSHが一番使えそうな感じ
その他で、個人的にはFreeBSDのソースがclangでコンパイル出来るようになった
という点が大きいかも
ソースに含まれるGCCのバージョンはGCCがライセンスをGPLv2にした最後のバージョン
GCC 4.2.1です(GCCの最新版はportsから幾らでもGET可能だが、ソースはサポートしない)
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